アキュフェーズの試聴室に伺いました!

久しぶりにアキュフェーズ株式会社に伺いました。一昨年、新社屋が完成し立派な試聴室もできたとのこと。コロナの影響で延びてしまいましたが、先日訪問できました。こちらは旧社屋。営業部と開発部はこちらになります。昭和の空気漂う建物でホッとします。

右隣に新社屋があります。早速案内して頂きました。

1階は巨大な倉庫。完成し出荷を待つ商品が広々とした空間に整然と並んでいます。

試聴機もいつでも出荷できるように準備されています。

4階は旧社屋から移転したサービス部です。こちらも広くなりました。皆様黙々と作業に没頭されていました。

「C270」の修理を少し見せていただきました。インプットセレクターの接点を磨き。

黒ずみが取れて接点が復活しました。

ケースに入れ完成!ではないのです。更に・・・

薄いフィルムで覆って熱します。

パッキングしてやっと完成です。これにより酸化がかなり遅くなるとのこと。手間を惜しまない姿勢には頭が下がります。

修理を待つ「P-266」。格好良いですね。

全国から送られてきた製品が並んでいます。

補修用の部品も整然と並んでいます。旧い製品も可能な限り修理はします、とのことです。

5階は試聴室です。広さは20畳ほどでしょうか。入った瞬間に静寂に包まれます。正面コーナーにアンクの特注品、黄緑のネットの中は吸音、拡散の各種音響トラップは調整可能になっているそうです。設計施工は日本音響エンジニアリング株式会社です。

https://www.noe.co.jp/technology/51/51news1.html

システムは「DP-1000」「DC-1000」「C3900」「A250」でB&W「801D4」を聴かせて頂きました。ビオンディのバッハ ヴァイオリン・ソナタ、結構再生が難しいディスクでヴァイオリンがひりつきがちなのですが、むしろ瑞々しい音楽を聴かせてくれました。旧試聴室のデッドな音響とは異なり、こちらはほんのり潤いのある響きがあり聴いていてとても気持ちが良いです。カエターノのLIVROは最新のB&Wの良さを全開にした感覚でした。広々した音楽空間に包まれる感じ、パーカッションがビシッと決まり愉しそうに歌うカエターノに圧倒されました。これは何か特別なことをしているのかなと思いスピーカー周りをチェックしました。スパイク、スパイク受け、ジャンパーケーブルは全て付属品。スピーカーケーブルはカルダスのクロスリンクで旧試聴室と同じ。インターコネクト、電源ケーブルは全てアキュフェーズ製品。高価なアクセサリーは皆無、正攻法で詰めての見事な音に感心しきりでした。

明るさ、色味も自在に変えられる照明。こんな具合に暗くしてより音楽に没頭できます。最後に聴かせて頂いた宮沢明子のイタリア協奏曲のアナログも素晴らしかったです。本当に贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

今年で創業50周年、これから100周年に向かって新たなスタートを切ったアキュフェーズ。異なるタイプの試聴室は今後の製品開発に大変な強みになると思います。サポート体制も万全。今後も力をいれて販売していきたいと改めて感じた次第です。

アキュフェーズ株式会社の皆様、本当にありがとうございました!

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https://dynamicaudio55552f.wordpress.com/category/setup/

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